麻酔科の教科書には、あわせて救急医療、輸血医学などの項目も掲載されていることも多い。実際にこれらは麻酔科医の仕事の範疇であるから同じ教科書に掲載されていることは何も不思議なことではないが、標準シリーズなど一部の教科書では麻酔科救急医療は別のものとして扱われているので注意が必要だ。また、ICUブックなどのように麻酔科の中でも特に集中治療学に特化した世界的に著名な成書もある。

人気の高い本、そうでない本

他の科で人気の高いステップシリーズ麻酔科に限っていえば、買ってみてあまり使えなかったという声がちらほらと聞かれることが少なくない。麻酔科で行われている手技などについては一通り書かれているが、各麻酔薬の特性などについては圧倒的に記載が少なく、教科書として最低限要求される国試レベルにも達していないと思われる。麻酔科の概念について学ぶ導入書としては非常に取っつきやすいが、ステップ麻酔科単体ではいささか頼りない。実際にはNEW薬理学とペアで使うなどしなければ、国試にも卒試にも物足りない。

むしろ、内容的にはステップ麻酔科よりは100%国試マニュアル麻酔科のほうが充実していて、こちらは評価は高い。麻酔科は第98〜100回国試と3回連続で約500問ある国試中で麻酔科からの出題がたった1問だけということが続いたので、100%国試マニュアルでも十分すぎると言えばたしかにそうである。いずれにしても、薬理学生理学の理解がないままでは非常に苦しい科目となることは間違いないので、薬理学の教科書が手元にあれば麻酔科の教科書そのものは比較的薄いものでも使命は果たせると思われる。

医師国家試験合格後の麻酔科ローテート向けには研修医向けのページも参照してください。

成書

教科書、参考書など

国試対策

問題集

意外と役に立つ

読み物的なもの

関連のあるサイトなど

スーパーローテーション・研修医向け

コメント

STEP麻酔科3版わかりにくい印象。説明がSTEPにしてはあまり親切ではない(簡潔)。 -- お名前 2008-06-06 (金) 13:35:33

麻酔のしっかりした教科書はTEXT一択だろ常考。ステップ、標準なんか買うな。 -- 2011-04-20 (水) 00:38:53


最終更新:2012-08-19 (日) 08:32:58 (1740d)

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