研修医向けの教科書、書籍類について。医師国家試験対策としては意味合いが薄いがスーパーローテーションを迎えるにあたって知っておくべきことなどを記載した書籍は非常に多い。研修医になっても机の上で勉強することはもちろん必要なので本格的な教科書が必要なのは言うまでもないが、研修医になると実際に病院内を動きまわることも増えるのでポケットサイズのマニュアル類・リファレンス類の存在感も非常に増える。医学書院レジデントマニュアルシリーズなどをポケットに入れている研修医は少なくない。また、最近はiPhoneなどスマートフォンにインストールして使用するテキスト類を愛用している研修医も増えてきているようだ。

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正統派研修医マニュアル

総合

ワシントンマニュアルは情報量は多いが、他のマニュアル類に比べても厚みも大きさもある。医学書院レジデントマニュアルシリーズが幅はA6版ノートと同じでかろうじて白衣のポケットに入るサイズであるのに対して、ワシントンマニュアル白衣のポケットに入れるのは不可能である。一方でワシントンマニュアルは一冊で内科のほぼ全体をカバーするのに対して、レジデントマニュアルシリーズは細分化されているので白衣のポケットサイズで全領域をカバーするのは難しい。実際の研修においては、自分がローテートする診療科のレジデントマニュアルシリーズをポケットに入れておくのが現実的と思われる(消化器内科を回る時は消化器レジデントマニュアル呼吸器科を回る時は呼吸器レジデントマニュアルというように)。ゴールデンハンドブックは最近ラインナップが充実しつつあり今後はレジデントマニュアルの対抗馬になりそうであり、こちらはレジデントマニュアルより若干実践的である(情報量そのものはレジデントマニュアルに一日の長がある印象があるが、投薬の用法用量などに言及するなど実際の病棟で参考になる事項が多い)。

なお、レジデントマニュアルシリーズ内科領域に関してはかなり多くの診療科のものが発行されているが、循環器内科に関してはゴールデンハンドブックの人気が高いなどレジデントマニュアル一択ともいえないのが現状である。また内分泌代謝疾患レジデントマニュアルや肝疾患レジデントマニュアルなどは、一般的な初期研修医のレベルを超えて後期研修医を対象にしている印象である。診療科別ではないが、がん研究センターレジデントが編集するがん診療レジデントマニュアルがんに携わる診療科全体にかなり評価が高い。

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最終更新:2017-09-10 (日) 12:23:08 (13d)