2012年3月に第3版が発売されました。およそ6年ぶりの改訂。今回の改訂で、これまでほぼ真っ黒でシンプルだった表紙から一転して明るくカラフルなデザインに変わった。今回は「抗菌薬の使い方の 大原則とは?」「このペニシリンとあのペニシリンってどう違うの?」「最も誤用されている抗菌薬ってなに?」「この薬の意外な使い道って?」などの疑問に関して大幅加筆し、およそ50ページ増量して再登場となっている。

https://www.chugaiigaku.jp/modules/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1234&PHPSESSID=78fe66590d0fa964a08f1f84b48a342c

感染症著者として名高い、岩田健太郎氏の著作。

学生時代はほとんど気に掛けることがなかったのに研修医になって悩むであろうポイントに、感染症などに対する抗菌薬の使い方と輸液の問題がある。そのうちの一つ抗菌薬の使い方に関して良い参考書となる一冊。非常に読みやすく書かれており気軽に読めるが、漫然としがちな抗菌薬処方の考え方の土台を与えてくれる。国家試験後から研修医になるまでの期間や、研修医になってからでも、一度目を通す価値はある一冊だ。

軽い語り調子で全編が進行するので非常に読みやすい。大学入試時代のセンター社会科対策問題集にあったような「講義実況中継」形式となっている。時には相づちを打ったり疑問を問いかけたりする研修医との会話形式で話が進められる章もある。抗菌薬の使い方を学ぶことの意義に始まり、抗菌薬の基本となるペニシリンの章、セフェム系抗菌薬の章、その他の抗菌薬の章と順を追って解説してゆく。薬理学微生物学の基本的な知識についても解説を交えてあるので、大学5/6回生や研修医になっている程度の知識があれば特にその他の予備知識がなくても気軽に読み進められる。

コメント

宮城 -- 抗菌薬の考え方,使い方のVer.3が出ました 2012-03-29 (木) 12:12:03

ありがとうございます。早速修正しました。 -- 管理人 2012-03-29 (木) 12:49:39

Ver3はかなり人気が高いようですね。2012/4/13-15の内科学会会場でも平積みで売られておりました。 -- 2012-04-18 (水) 13:27:38

タグ:抗菌薬感染症岩田健太郎中外医学社

このページに関連するページ

薬理学(846d) 岩田健太郎(1631d) 輸液(1773d) 微生物学(1773d) 中外医学社(1773d) 内科(1773d) 著者(1773d) 抗菌薬(1773d) 思考としての感染症、思想としての感染症(1773d) 感染症(1773d)


最終更新:2012-08-19 (日) 08:32:51 (1773d)

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS