感染症学に関しては、医学生の(医師国家試験までの)勉強と医師免許取得後の実際に臨床現場で出会う感染症への対処(抗菌薬使用やICTに関して)で大きく方向性が異なるのが現状であり、本稿ではそれを区別して扱うこととする。

医師国家試験までの感染症

感染症学は医学にとって非常に重要な分野であるはずだが、残念ながら医師国家試験における重要度は決して高くなく、また大学の講義でもそれほど重みを置かれているわけではないことが多い。また、一部は呼吸器学の肺炎および類縁疾患として、また一部は消化器学として問われることが多く、感染症学ではなくそれぞれ呼吸器学と消化器学の教科書、あるいは内科成書を見るほうが情報を得やすい。

一方、洋書の場合は感染症に重みを置いたものも少なくない。例を挙げればハリソン内科学は第15版から感染症を独立した章で大きく取り上げるようになり、また総論でも感染症に対する対応や治療の考え方について事細かな言及がある。洋書にしろ和書にしろ、感染症学の教科書としてよりは内科成書のうちの一つの章として接することのほうが医学生にとっては多いだろう。

感染症学については内科学書のページ、成書のページも参照してください

教科書・テキスト

コメント

思考としての感染症 -- 2008-04-28 (月) 17:19:00

みえるの感染症は情報多くていい感じ -- ぱ 2009-11-22 (日) 10:22:39

病みえの感染症、情報量が多いのは確か。でも病気が「みえる」のか?って感じ。すんごい文字量。 -- alal 2009-12-09 (水) 13:09:16

マンデル -- 2010-01-13 (水) 21:20:23


医師国家試験以後(抗菌薬使用やICTに関して)

医師国家試験を終えて研修医となってからは感染症抗菌薬に関する勉強も学生時代と比べてはるかに重要度が高まるが、レジデント向けとした感染症関連の書籍は非常に充実しており、これらを国家試験終了後に買い求めると何かと役に立つだろう。もちろん医師国家試験前に購入しても一向に差し支えはないが、前述の通り医師国家試験の合格に向けては感染症学がそれほどウエイトを置かれているわけでもなく、また感染症学の書籍は改定のスピードが速いので購入後に改訂版が発売されるなどの憂き目に遭うリスクもある。

著者別では岩田健太郎や青木眞の書籍の人気が高い。また教科書というよりはリファレンスとしてポケットサイズのサンフォード感染症治療ガイド(いわゆる「熱病」)も有名である。

教科書・テキスト

リファレンス

特殊な感染症

読みもの

その他

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最終更新:2017-09-10 (日) 12:23:10 (13d)