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ポケット医薬品集

白文社、竜原徹編集。原著者である竜原徹氏の高齢などを理由に2009年で絶版とすることとなっていたが、東京大学大学院薬学研究科の澤田康文教授が共著者として加わることで、2013年1月に2013年版から復活となった。
http://hakubunsha.jp/

2013年版は2009年版よりもサイズが若干大きくなっている。幅は11cmで変化なし、厚みも微増にとどまる(2009年版約1180ページ→2013年版約1260ページ)ので白衣のポケットに入らないということはなさそうだが、高さは15cmが18cmと縦長になっておりポケットから頭が少しはみ出そうだ。とはいえ、ポケットサイズで使いやすい薬品リファレンスであることは変わりない。

またインターネット時代に対応するためパソコンやタブレットに対応した電子版「i-ポケット医薬品集」を発行することも発表された。2ヶ月毎に新薬情報や添付文書情報が更新される見込み。試行段階のため2013年書籍版を購入した方は無料で利用できる、とのこと。

白衣に入るポケットサイズの薬品集ガイド。治療薬UP TO DATEポケット版臨床医薬品集と対比されることが多いが、本書はレイアウトや記載項目にかなり個性が強く、筆者のこだわりが随所に現れて一風変わった印象をかもし出している。薬剤を実際に使用してきた経験に基づいた一言コメントのようなものが時折挿入されていたり、添付文書や保険適応に縛られない実効性重視の薬剤使用法が記載されていたりするなど、わが道をゆくスタイルであるが、それだけに他書では代用できない知識が得られて多くのファンを獲得してきている。Amazonのレビュー(2009年版)などでも根強いファンが多いことがわかる。

コメント

2013年からの復活は本当に嬉しいですね。 -- 2012-11-23 (金) 15:21:53

Amazonでも取り扱い開始されました。 -- 管理人 2013-02-10 (日) 18:52:20

さっそく購入しましたが、結構背の高さは大きくなってますね。白衣のポケットには、幅が変わりないのではいらないことはないですが、頭ははみ出ます。 -- 2013-02-13 (水) 10:56:02


2007年版欠版の謎、薬事新報社のポケット版臨床医薬品集との関係

2006年まで毎年発行されていたが2007年版が発売されず、版権が白文社から薬事新報社に譲渡されたという話になっていた。しかし薬事新報社版(ポケット版臨床医薬品集)は従来のポケット医薬品集とはかなり雰囲気が変わっており、以前からの愛好者からは復活を望む声が強く出ていた(ヤフーオークションで2007年版にプレミアがつくという事態も発生した)。2008年にポケット医薬品集が復活し、2009年版も2009年3月に出版されたが、この2009年版の帯に「今年をもって筆者の高齢のため、断筆する」という旨が記載されシリーズの終了が表明された。しかしその後もシリーズ復活を望む声が強く、澤田康文氏の協力のもとで2013年版から復活することが決定された。

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タグ:薬剤、医薬品集、リファレンス、ポケット版臨床医薬品集

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最終更新:2017-09-10 (日) 12:23:12 (11d)