原著

Cecil Textbook of Medicine(通称セシル)。ハリソンと双璧をなす権威のある内科学書。2004年12月現在では2003年の第22版が最新版となっているが、2007年8月にセシル親ホンが第23版に改定される予定。また簡略版に相当するセシルエッセンシャル(Andreoli And Carpenter's Cecil Essentials of Medicine)は一足早く、2007年3月に第7版に改定される見込み。さらに9月にはE-editionと称した電子版が発売される見込みだが、電子版については現時点では詳細不明。

ハリソンが「硬派・王道的な医療・治療法をお堅くもしっかり忠実に書いている」のに対して、セシルは「先進的な治療法や周辺分野へのカバーリングも積極的」と言われている。どちらも決してスラスラ読めて面白いというものではないが、セシルのほうが読みやすいと感じる人のほうがやや多いようだ。内科学を洋書でしっかり勉強したい人にとってはハリソン内科学書と並んで有力な選択肢の一つ。

ちなみに、初めて洋書に手を出すならばエッセンシャル版(上図の右端)のものから手を出すのが吉です。内科学書の親本までゆくと記述は充実しているけれど分量も膨大なので洋書初心者には大変だが、エッセンシャル版はもともと内科学を学習途上にある人向けに設計されているので、エッセンスを学び取りたいならこちらの方が向いていると言える。セシルエッセンシャル版は数ある洋書の中でも日本の医学生に最も人気のある部類なので(一番人気はリッピンコット薬理学かもしれませんが)、洋書に挑戦する心意気のある人はまずはセシルエッセンシャルから取り組んでみるといい。

かつては邦訳版も発売されていたそうだが、近年の版では邦訳版は出ていないようだ。

親本

  • 第23版 2007年8月
  • 第22版 2003年

エッセンシャル

  • 第7版 2007年3月
  • 第6版 2003年

電子版

  • 2007年9月

その他のセシル

以下は、親本第22版に準拠した内容です。

これはセシルのポケットコンパニオン版だが、第21版までしかなく第22版のものは発売されていない。今後発売される可能性はあるが、しばらくは様子見か?名前はポケットコンパニオンと言っているが、実物はとてもポケットに収まるようなサイズではないのでポリクリのお供に白衣のポケットに入れておくようなマネはできない。

PDAで使うタイプのセシル?実体はよくわからないし、googleで検索してみてもめぼしい説明が見あたらない。4桁台という価格から推測するとセシル親本の内容がそのまま入っているとは思えないが…。使った人は感想・レビューをお聞かせ下さい。

小児科成書で世界的権威のあるネルソン…は最新刊が第17版のはずなので、これは別物と思われるが、詳細はよく知らない。知っている人はレビューをお聞かせ下さい。

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最終更新:2012-08-19 (日) 08:32:45 (1710d)

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