産婦人科の教科書で、海馬書房ステップシリーズ

2004年10月に第1巻婦人科版が発売された。
同12月20日に第2巻産科版も発売。

2巻構成で、第1巻の婦人科と第2巻の産科に分かれる。そのため分量は決して少なくはないだろう。産婦人科の教科書としてはこれまでは国試対策傾向書としてはチャート9産婦人科が、大型本としては南江堂NEW産婦人科学または金芳堂対策産婦人科が人気が高かったが、ステップ産婦人科の登場後はその勢力図は変わってゆくだろう。具体的にはチャート9産婦人科のシェアが相当下がると見られるが、ステップシリーズでもこれまで各科目の初版本は誤記や表現の分かりづらい箇所が少なくなかったことから、版を重ねてこなれているチャート産婦人科を選ぶのも賢い選択肢と言える。

管理人の個人評価

ステップ産婦人科1婦人科は非常に読みやすい構成になっていてステップシリーズの中でも優れているほうではないかと思う。通読もしやすく、気合いがあれば2日で読破も可。二分冊構成になっている分、チャート9産婦人科に比べて量が多いのは仕方がないと思う。分量的には南江堂NEW産婦人科学医学書院の標準産婦人科学と比べても同じくらいあるのではないかと思えるが、逆に言うとステップ産婦人科で不足を感じることはない(よほどマニアックな出題をする教授ならわからないが)。買って損はない一冊。
ステップ産婦人科2産科は持っていないので評価無し。

ステップ産婦人科チャート産婦人科の比較

ステップ産婦人科婦人科産科で二冊構成になっているのに対してチャート9産婦人科は一冊で産婦人科をカバーしている点、また価格も5000円以下で手に入り分量も約400ページと手頃なのもチャートの強みか。

ステップ産婦人科はお馴染みの「疾患概念・症状・検査・治療・予後」を順番に読み物風に仕上げてあるので(講義で居眠りしていたとしても)独習しやすいスタイル。チャート9産婦人科ステップ産婦人科に比べて文書の記述量自体は圧倒的に少ないが、図を多用して視覚的に理解させようというスタイル。ステップ産婦人科は読み通すことを通して(大学受験時代の地歴センター対策なんかで人気の高かった「実況中継シリーズ」をイメージしていただければよい)講義形式を意識しているのに対して、チャート9産婦人科は各章末に「checktest」なる項目を設けてより試験対策の意味合いを意識している。従って通読派にはステップ産婦人科のほうがいいかもしれない。

ちなみにステップ産婦人科1婦人科は初版で定価4100円、約260頁。ステップ産婦人科2産科は定価4000円、約270頁。どちらも税別。

コメント

婦人科が2012年12月に、産科が2013年1月に、それぞれ第二版に改訂される予定です。 -- 管理人 2012-11-23 (金) 06:29:02

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最終更新:2014-06-30 (月) 22:24:36 (1058d)

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