第6版、2010年11月改訂。
第5版、2007年12月改訂。南江堂

管理栄養士,看護師,臨床検査技師,柔道整復師の国家出題基準,ガイドラインをすべて網羅しているという点で本来はコメディカル向けの病理学の教科書というスタンスである点は第4版までと変わらない。ただし医学部学生にとっても試験前の知識の確認に使えることはもちろん、ロビンス病理学ほどの情報量は無いにしても十分使える一冊であることには変わりない。

第5版から、各章毎にそれぞれの専門家に執筆を依頼する分担執筆のスタイルが強まっているが、使い勝手に大きな差はない。また、病理画像等にカラー画像が多く採用されたほか、特徴的な病理所見が画像の中のどの部分であるかをわかりやすくするために図中で矢印や○印を積極的に用いている点が好感度大である。ロビンス基礎病理学標準病理学の傍用として手早く病理学の知識を確認したい人向け。価格が安めなのも高評価。

第6版からオールカラー化された。

コメント

組織病理アトラス -- 2009-11-24 (火) 18:09:10

薄くて読みやすいけど、情報量は圧倒的に不足していると感じた。 -- 2010-02-25 (木) 10:41:19

第4版

以下の内容は2004年時点のものです。ご注意ください。

2004年9月に改訂第4版が発売されたシンプルシリーズ病理学。出版は南江堂

シンプルシリーズの中では生化学病理学が人気が高いようで、その評判に違わずこのシンプル病理学は「病理学の簡単にまとめた本が欲しい」という需要に応えてくれる。

病理学の教科書は、ロビンス基礎病理学標準病理学のような大型本、シンプル病理学Qシリーズ病理学のような簡単本に分かれる。そして簡単本の中でもQシリーズはどちらかというと箇条書き系のまとめ方であるのに対し、このシンプルシリーズは簡潔ながらも文章で説明する構造を採っているので読み進めやすさはこちらのほうが高そうだ(とくに病理各論の項目ではシンプル病理学はかなり役立つだろう)。逆にQシリーズは試験直前の見直しや携帯性という点で優れている。

シンプルシリーズのもう一つの大きな魅力は、その価格の安さ。税込3045円で買える医学教科書というのはなかなかないだろう。Qシリーズは病理総論と病理各論に分かれているので両方を買うとなると6000円近くするが、シンプルは総論と各論で合わせて一冊なのでコストパフォーマンスもよい。

個人的にオススメする病理学教科書の揃え方としては、「ロビンス基礎病理学シンプル病理学組織病理アトラス」というような、大型本+簡単本+アトラスという構成。もちろんロビンスだけで余裕で勉強できるというなら簡単本はなくても構わないのだが…。

こぶりなボディで意外に役立つ、そんな本であることは間違いない。

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最終更新:2012-08-19 (日) 08:32:43 (1798d)

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