PDA版については、PDA版イヤーノートのページを参照してください。

公式サイト

http://www.medicmedia.com/doctor/book/yn.html

イヤーノート 内科外科等編

2013年版(第22版)は2012/4に発売になりました。

前書き:本書は、臨床で必要な基礎知識や最新情報を簡潔に収載。医師国家試験の準備に、各種認定試験や専門医試験の基礎固めに、一般臨床医家の基礎知識集として利用できるよう構成されています。また、チーム医療を担う看護師、救急救命士、薬剤師など様々な医療従事者に対する共通の書としても、効果的な活用ができるよう内容向上を目指し制作しています。

メディックメディアの医師国家試験対策用まとめ本。「理解無き暗記主義の弊害」のようにいろいろ非難や異論はあるが、それでもこれほどのレベルで国試合格に必要な知識を網羅した本は他にはなく、多くの医学生に支持されている。ハリソン内科学のような成書より、あるいはステップ病気がみえるシリーズなどより、イヤーノートを所有している人のほうが多い。国試対策のためにも必携の一冊とも言える。

もっとも、指導医クラスからは試験対策・国試対策に特化したこのイヤーノートを嫌う向きもあるようで、たしかに病態生理の解説などは不十分な点があるのは否めない。また情報量が多いだけに記載内容の真偽に疑問を感じる点もあるようで、したがってイヤーノートだけで全てを賄って他の教科書は使用しないというのも考えもの。内科学の成書を1冊自宅に所有し、臨床科目の講義を受ける学年では病気がみえるステップなどのカンタン教科書を使用しつつ必要に応じて病理アトラスなど図表集も参照し、そしてベッドサイド実習(ポリクリ)から国試対策ではイヤーノートを使って知識整理する、というのが標準的だろうか。イヤーノートには膨大な情報量があるだけに便利な一冊であるが、この一冊で全てを済ますのでなく他の成書アトラスとあわせてうまく使いこなしたい。

ポイントを絞って医学生レベルに関して必要最低限かつ充分な知識量をコンパクトにまとめた効率・コストパフォーマンスに優れる一冊。鞄に入れておけば調べたいときにパッと引ける携帯辞書的な使い方もできる。守備範囲が広いのでこの一冊で内科外科のほとんどをカバーできるほど使い勝手の良い一冊だが、それだけに価格も高い。2万円以上という価格設定は内科学の成書が一冊買えてしまいそうなほどだが、持っていても損はしない一冊だと思われる。

コメント

4月10日現在ではAmazonでの取り扱いが始まっていないのか、Amazon内で検索しても見つかりませんねえ。 -- 匿 2007-04-11 (水) 00:58:49

Amazonは発売から取扱まで1ヶ月程度要することがあるようです。 -- 山 2007-10-19 (金) 19:59:27

毎度毎度誤植や内容の間違いが多いのがタマに傷ですが…。 -- 00100 2008-06-08 (日) 03:04:46

改訂しました -- AA 2008-09-13 (土) 14:23:24

一部の成書主義者には「イヤーノートは堕落(?)の象徴、死んでも使いたくない」という過激派もいる。 -- 元医学生 2012-02-19 (日) 08:34:36

最近はiPadに入れてる人も多いようですね。しかし、自分で自炊したものならともかく、PDFファイルを友人に譲ってもらった、というのはいけません。ちゃんと買いましょう。 -- 2012-04-09 (月) 23:18:27

iPadに入れると書き込みができないし、やはりイヤーノートは紙のほうがいいんじゃないかと思う -- 2012-04-22 (日) 10:45:14

ページサンプル画像とイヤーノートの使い方

#ref(): File not found: "yn_sample.jpg" at page "イヤーノート"

書き込みスペースとして用いるのに適度な空欄があるので、この部分に気付いたことや新しく知った知識、関連事項をびっしり書いていくというのも使い方の一つ。そのように書き込んでマイ・イヤーノートを完成させてゆく勉強スタイルを取っている学生は少なくない。

大改訂と小改訂

毎年春から初夏にかけて改訂版が発売される。メディックメディア公式サイトにもあるように大改訂と小改訂が隔年で行われており、「西暦奇数年に発売される偶数版(例:2007年春に発売される『イヤーノート2008』)」が小改訂、「西暦偶数年に発売される奇数版」が大改訂に相当するのが基本的な改訂パターンのようだ。発売日は毎年の春(4月が最近のパターン)のようだ。

もし買い換えのタイミングを選べる余地があるならば、大改訂後に買いたいのが人情。ただし、実際に中身を比べてみると大きく変わることはほとんどないので懸念には及ばない。年度表記は先取り式になっているので2010年版は2009年に発売されており、2008年に発売されるのは「2009年版」であることに注意。

注意)メディックメディアによると、2012年4月に発売されたイヤーノート2013は3年連続大改訂であるとのこと。昨年(イヤーノート2012)に引き続き、今年も100項目以上での内容変更があったため、としている。

コメント

イヤーノート2008」は小改訂みたいですよ? -- Kiwiman 2007-11-12 (月) 21:52:21

2008年頃から、大改訂と小改訂の差はあまり無くなってきているのかも知れません。 -- T.Goto 2008-04-02 (水) 14:10:42

イヤーノート2007、2009が大改訂。奇数版が大改訂。 -- お名前 2008-06-08 (日) 01:56:01

2010年4月1日発売のイヤーノート2011は大改訂。 -- 2010-03-26 (金) 13:48:02

イヤーノート2012は2年連続の大改訂だそうだ。 -- 2011-03-18 (金) 22:36:03

イヤーノート2013は3年連続の大改訂だそうだ。 --   2012-04-07 (土) 21:17:55

というか、もう小改訂・大改訂という区別が意味をなさなくなりつつある -- 2012-04-08 (日) 15:12:52

今後は毎年(大)改訂するそうです。 -- 2012-05-28 (月) 14:36:52

イヤーノートを購入する時期

イヤーノート医学生の90%以上が購入する書籍で、医学生シェアでステップシリーズクエスチョンバンクなどをも上回る人気書籍である。よほどのポリシーを持った人でない限り、普通に勉強して普通に国試に合格することを目指すならこのイヤーノートを買わない理由はない。また、書き込みを繰り返すことによって自分のイヤーノートを「成長させてゆく」ということを考えると、ポリクリが始まるよりはある程度早い時期に買っておくのが良いのではないかと思われる。教官の中にはキーワードの羅列に見えるイヤーノートをよく思わない方もいらっしゃるが、そういう人の前でイヤーノートを出さなければよいだけであってこの本を買うことを避けるほうが損失が大きい。

改定は毎年春に行われるので、4回生の春または5回生の春に出版される版を買うのが主流のようだが、最近の徐々に臨床実習が始まる学年が繰り上がる傾向に合わせて若い学年で購入する人も増えてきているようだ。大改訂・小改定が隔年で行われているが、イヤーノート2011から2013は3年連続で大改訂となっており、その都度およそ100項目が書き換えられているとのこと。しかしそもそも情報量が膨大なので100項目の改訂がどこどこなのか探すのは難しい。いずれにせよ、購入から国試(あるいは初期研修終了)までに数回の改訂があることは間違いなさそうだ。次期改定を待つ意義もそれほど大きくないので「欲しくなったらすぐ買う」というスタンスで構わないように思う。イヤーノートを持っていない期間が長いことによる損失のほうが大きいかもしれない。

むしろ4回生のうちに買っておいて損はない -- べろまろ 2008-09-28 (日) 10:39:37

クエスチョンバンクとの連携

メディックメディアクエスチョンバンクイヤーノートは互いに参照ページが記載されていてリンクしている。クエスチョンバンクを解いていて調べたいことが出てきたらイヤーノートでちょっと見てみる、というような使い方が出来るようになっている。また、イヤーノートアトラスDr.Kのスーパーフレーズなどのメディックメディア出版物もページにイヤーノート上の疾患掲載ページが表記されていてイヤーノートと連携できる。

ちなみに、クエスチョンバンク2013と連携するのはイヤーノート2013ということになるのだが、過去の版の経過を見てもわかるようにこの連携は完全ではない。発売日のズレによって修正が必要になる。メディックメディアのサイトに参照ページ対照表が掲載されており、メディックメディア曰く「プリントアウトしてご利用下さい」とのこと。ただし、イヤーノートでは基本的に改定があっても疾患の掲載順は変わらない上に、ページごとの内容は記載内容に若干に修正があってもレイアウトの調整によってほとんど完全に維持されている。従って、イヤーノートの改定によって各書籍間のリンクが途切れてしまう心配は思ったほど大きくないと思われる。
http://www.medicmedia.com/doctor/book/qb_yn.html

なれてくると場所を覚えてくるので大丈夫です。2005年のQB+2008年のynでも全然使えます。 -- というか、 2007-06-28 (木) 21:38:07

内科外科等編」の謎

2012年4月現在、発売されているイヤーノートは「内科外科等編」のみである。これは以前からずっと変わっておらず、内科外科等編以外のイヤーノートが登場する気配はあまりない。メディックメディアがこのイヤーノートを、データマニュアルシリーズレビューブックシリーズのように育ててゆくつもりならば、今後は「産科・小児編」「マイナー編」などが登場するのではないかと予想できそうだが、すくなくとも2004年頃からこの様子は変わっていないとのこと。

メディックメディアでは、続編が登場すると予告されたままなかなか続編が出てこないことはしばしばあるようだ(病気がみえるシリーズなどは循環器が登場してから内科全領域が揃うまで3年くらいかかっており、初期の病院実習生はすでに初期研修が終わろうとしている頃にやっと全領域が揃った)。海馬書房ステップシリーズ外科なども長期中断している時期があるなど、シリーズ完成の途中で刊行がストップしてしまうことは珍しくないようだ。)

イヤーノートアトラス

以前はイヤーノートと別売りされていたが、イヤーノートアトラス第4版(2012年)からイヤーノートに同梱されるようになり、単独販売は終了いたしました。それにともないイヤーノートは4000円程度値上がりしたようです。イヤーノートに統合されるまでの最終改訂は2007年第3版。

イヤーノートアトラスは図や画像の学習を行うためのガイドブック。基本的にはイヤーノート本体と併せて利用することを推奨している。イヤーノート本体にはほとんど画像らしいものは掲載されていないので、画像診断などを含めて学習したい場合はイヤーノートアトラスをあわせて利用したい。掲載されている画像の種類は、肉眼、組織像、X線、CT、MRI、エコー、心電図、脳波など、医学生が国試合格までにしっておくべき画像ほとんどの領域にわたっている。また各画像について観察のポイントも記載されているので、読図のトレーニングにもなる。

コメント

画像診断のトレーニングのために買うのならイヤーノートではなく画像診断シークレットなど、本当に画像診断に特化した本を買うべき。 -- ヤマノテ 2008-03-21 (金) 20:08:34

画像診断シークレットは学生の画像診断のトレーニングには極めて不向きだと思います。いわゆる画像診断の本ではなく、ある程度基礎のできた放射線科医(認定医レベル)が「周辺知識」を身に付けるためのものと認識しています。 -- 放射線科2008-08-12 (火) 23:24:47

画像診断シークレットは確かに学生・内科外科研修医にはやや内容が高度すぎる気がします。放射線科を目指す研修医なら読んでおいて損はないと思いますが、学生・研修医ならゼッタイわかるシリーズやCT診断○○ステップシリーズのほうが向いているのではないでしょうか。 -- T.Goto 2008-09-13 (土) 14:08:59

2012からはイヤーノートアトラスがついて、25,000円です。 -- 2011-03-26 (土) 20:47:57

すなわちイヤーノートアトラスは販売終了です。 -- 2011-03-26 (土) 20:48:53


最終更新:2012-08-19 (日) 08:32:42 (1710d)

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